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戦国武陣侠

2009.02.24.Tue
中里融司著の、戦国武陣侠(全五巻)を読み終えました。
ここで教えて貰った本なので、ここで感想を~。
ネタばれもちょっとあるので以下注意。



武田勝頼が小山田信茂の裏切りにあって亡くなったのは歴史上のことですが、真田太平記を読まれた方なら真田昌幸が自分の城に勝頼を招こうとして果たせなかった、という一文が記憶にあると思います。
その、「もし勝頼が昌幸の誘いに乗っていたら」というIF戦記物です。
もっともその前に、御館の乱の際、勝頼が景勝に味方するのではなく間に入り、景虎に海津城を与えて助けるという前提があるのですが。
「忍が異能者」という設定以外は、割合私的には納得ができる戦運びでした。少ない人数で昌幸ががんばるけど、それでも万能じゃないというか、いつだって寡兵で大軍を破れるわけじゃないってあたりとか、戦をする「足軽」が無尽蔵に湧いて出たり、疲れも見せずに日本各地あちこちに飛び回るわけでもないです。
紹介してくれた人が「勝頼は無能じゃない」と言ってましたが、この本ではまさに「強い」けど、「負けてしまった」勝頼が、敗北することによってその己の弱点を弁えて「武田が強くなった」という感じです。
でも主役はどっちかというと勝頼でも昌幸でもなく、忍たちだなーと(笑)昌幸や幸村が策を立てて敵を破るシーンも多いんですけど、ある意味バランスがいいというか、忍たちの話が多いのでその中に混じって「なんてこの策はすごいんだ!」とはならないというか。まあ、昌幸がたてる作戦の基本が「忍による情報操作」が基本なので、そうなっちゃうんですが。

やはり真田一家は昌幸と幸村が目立ちます。でも信幸も地味に優秀で、真田一家みんなが好きな私は楽しめました。幸村と信幸も仲が良くてちょっとほのぼの。
後明智が最後まで信長を裏切らなかったのも、「IF戦記」ならではで面白かったです。
最後の方で秀吉と幸村が仲良くて、これもまた自分的には嬉しかったです。

……唯一気に入らないのはやっぱり「忍が異能者」である事。や、忍が異能ってのは別に嫌いじゃないんですが、IF戦記にその設定が交るのは苦手なんです。自分的にIF戦記ってのはあくまで「通常の歴史に「もし」が起こったら」というものだと思うので、「異能者」が普通の人間と同じように堂々と混じって表に出るのはおかしいというか、昔も今も「異能者」ってだけでいろいろと大変になると思うのに、それをすっとばして普通に存在して普通にその異能を隠しもせず使っているのが「歴史」から外れている気になるというか。
初めて読んだ「IF戦記」の紺碧の艦隊も、前原さんの能力が気になって仕方なかったですし(笑)

それが平気な人や、忍者大好きな人にはお勧めです。
佐助じゃないけど猿飛もでるし、才蔵じゃないけど霧隠も出ます。筧も根津もちょっと登場。清海入道も、軒猿や風魔の小太郎や服部半蔵、果心居士、鳶加藤の娘も出ます。
さらには仮面を被った飛騨忍者や、凧に乗る白い人や青い人、果心の弟子の獅子丸(ライオン丸に変身しなかったけど)が出るあたり、作者は絶対遊んでますね(笑)
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秘密

2006.03.07.Tue
今日よりも雨だった昨日の方がなぜか花粉が酷いです…TT

会社の人に東野圭吾を借りました。
以前読んだ覚えもあるのですが、再度読み直して初っ端からうるうるです。
感想書こうかと思ったけど、余韻を引き摺りすぎてかけないや。

おかしい…

2006.01.26.Thu
早く寝ようと思ってゲームは諦めているのにこの時間なのは何故なのか!
…やっぱ本がいけないのかな。

本日の読書は【潮の騒ぐ家】
眠いので手短に~。
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